特殊清掃の実施

自殺や殺人事件の他、孤独死などがあったいわゆる事故物件の場合、遺族のための遺品整理とともに特殊清掃を実施するケースがあります。

特殊清掃とは?

特殊清掃とは、遺体の体液などによる物件の床や壁などの汚れや腐敗臭の除去を、専用の機器を使用して消毒や殺菌とともに行う文字通り特殊な清掃です。

最初に現場の消毒や消臭から始まり、家具などを消毒や殺菌や清掃をしながら片付けていき、壁や床下などに汚れが染み付いている場合には、解体作業もしつつ、清掃を進めていきます。ハエなどの害虫が発生している場合には同時に駆除も行います。

剥がした壁のクロスやフローリングやカーペットを新しいものに交換して、もう一度専用の機械を使って消臭および消毒をして、最後に全体的に点検をしたら完了です。

特殊清掃は専門の業者に依頼して行うのが一般的です。できれば遺品整理も同時に行ってくれる業者に依頼する方が良いかもしれません。

リフォームは最低限で抑える

事故物件の場合、リフォームをすることも考えられますが、もし行う場合には、必要最低限だけ行うようにすると良いでしょう。例えば壁紙の貼り替えなどです。

何故ならば、リフォーム費用をかけた分、売却価格が高くなるとは限らないためです。特に事故物件の売却価格は一般的な物件と比べて安くなる傾向がありますし、ましてやリフォーム費用を上乗せして売却するというのはあまり現実的ではありません。特殊清掃で原状回復をしてもらう程度に抑えておいた方が良いでしょう。